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村のご紹介
天川村基本データ
天 川村は、奈良県のほぼ南半分を占める吉野郡の中央部に位置するとともに、紀伊山地主部にあたる吉野山地の中心に立地しています。吉野山地の主脈であり“近畿の屋根”とされる大峯山系が、本村の東部に連なり、北境および南境もこの支脈によって形づくられ、西端は天ノ川の流出口になっています。
こうした自然環境が、古くはこの地を“秘境”化していましたが、現在では交通網の充実に伴い、急速にその隔絶性がとり除かれてきました。
天川村は紀伊半島の脊梁部をなす山岳地帯に位置し、その面積の4分の1は吉野熊野国立公園に指定されています。近畿最高峰である八経ヶ岳をはじめとして標高2000mに近い峰々が連なる大峯山脈、その豊かな原生の森林に発し、深く、そして清らかな流れの数々、またそれによってつくられる滝や渓谷により、神秘性を秘めた自然環境に囲まれたところです。古くから修験道の聖地とされ、大峯山脈の急峻な尾根をたどって吉野から大峰山寺、玉置神社を経て熊野本宮大社に至る「大峯奥駈道」は、2004年7月、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。
夏季はきわめて冷涼で、天然記念物であるオオヤマレンゲやトウヒ、シラベの原生林など特異な植生もみられます。そして、村の4分の1にあたる52.74平方kmが吉野熊野国立公園に指定され、自然環境に恵まれた美しい村として知られています。
方角 | 地名 | 経緯 |
---|---|---|
極東 | 洞川 | 東経135°59′ |
極西 | 塩谷 | 東経135°45′ |
極南 | 北角 | 北緯34°10′ |
極北 | 洞川 | 北緯34°17′ |
面積 | 175.66平方キロメートル |
東西 | 20km |
南北 | 13km |
民家最高所 | 標高845m(洞川) |
最低所 | 標高441m(塩谷) |