奈良県南部にある温泉・キャンプ・釣り・星空が堪能できる村 天川村

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天川村を楽しむ

大峯奥駈道


大峯奥駈道

界遺産「大峯奥駈道」の真髄、深い歴史の森を縦走する修験道の魂(こころ)満喫の道です。

 

峯奥駈道は修験道の開祖、役行者が8世紀初めに開いたとされる修験者の修行の道です。吉野川「柳の宿」(あるいは「柳の渡し」)を北の起終点とし、吉野山、青根ヶ峰、四寸岩山、大天井ヶ岳を経て山上ヶ岳(大峯山)までを「山上道」とし、大峰山寺本堂から熊野に向かう道を「奥通り」もしくは「奥駈道」と呼びました。

野から熊野までの約170kmの道程は、山上ヶ岳や弥山、八経ヶ岳、釈迦ヶ岳など標高2000m近い山々の尾根をたどる、修験道の中でも最も過酷で厳しい修行の行場です。この行は奥駈修行と呼ばれ、幾日もの間、崖をよじ登り谷を渡って歩き続けます。道中には大峯七十五靡き(なびき)と呼ばれる拝所・霊所があり、修験者たちはそれをひとつひとつ巡拝しながら峻険な山々で修行を行うのです。

の大峯奥駈修行は、山脈を仏法で云う金剛界(吉野側)と胎臓界(熊野側)に見立て、その場所を巡拝しながら即身成仏し、そして生まれ変わるという、擬死再生の修行を行う場所とされています。今なお多くの修験者たちが厳しい修行を行っています。千年の歴史を超えて引き継がれてきたこの道は、今回世界遺産登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」の中心的構成要素と呼ぶにふさわしいものと言えるでしょう。

成16年の7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」として、ここ霊場「吉野大峯」そして参詣道「大峯奥駈道」は、高野山。熊野三山などと共にユネスコ世界文化遺産に登録されました。日本では12番目、道としての登録は世界でスペインとフランスを結ぶ「巡礼の道」とここだけと言うことになります。

(こころ)の道・祈り  古の日本人は、遥かなる峰々・豊かな森・断崖絶壁などに畏敬の念を抱き、また水を生み、生命の源と考えた山岳を、神聖な場所として崇めてきました。この自然崇拝や神道と仏教などが融和したものが修験道であり、中でも大峯山「山上ヶ岳」は、わが国最初の山岳信仰の聖地として一三〇〇年の歴史を刻み、今なお多くの修験者が山に入り自身を見つめるなど修行に訪れており、ここ天川村、大峯の山々は少なからず日本人の精神形成に影響を与えた場所といえます。

然と一体となった景観・文化・歴史。多くの高僧・貴人が訪れ新たなものを生み出し、また再起を促す大切な場所として、聖なる自然環境を受け継ぎ、高い次元で保全しなければならないことを、多くの皆さんに理解していただかなければなりません。

イキングコースは、紀伊半島の背骨を日の出とともに出発し、日の入りまでたっぷり歩き続けるという超ハードなコースです(※上級健脚者のみ可)。通常修験道では、吉野熊野間を踏破することとなりますが、約1週間の行程はさすがに厳しく、以下の2つをご紹介します。 栃尾辻〜坪内間のコースは、平成23年の台風の影響で登山道・林道が崩壊しているため通行できません。ご注意ください。

登山コース例

修験道の聖地・大峯山/山上ヶ岳から 弥山・八経ヶ岳へ2泊3日コース

大峯奥駈道

危険ポイント

油こぼしから山頂にかけての岩場や、

国見岳から七曜岳周辺の岩場、そして長丁場のため天候の変化などにも備え重装備で

 

近畿最高峰八経ヶ岳・弥山から 釈迦ヶ岳・前鬼へ2泊3日コース

 

大峯奥駈道

 

危険ポイント

特に釈迦ヶ岳手前のやせ尾根などと、長丁場のため天候の変化などにも備え重装備で!

前鬼口からのバスが少ないので注意[奈良交通大淀バスセンター 0747-52-4101] 避難小屋泊のため重装備のこと