奈良県南部にある温泉・キャンプ・釣り・星空が堪能できる村 天川村

  • 文字サイズ変更:

天川村を訪れる

大峰山寺


大峰山寺

武天皇元年(六七二)役の行者が苦行ののち、金剛蔵王大権現を感得して蔵王堂を建立したのに始まると伝える世界遺産・わが国最高所の国重要文化財のお寺で、修験道の根本道場です。本堂は天平年間に行基が大改築し、昌泰年間(八九八〜九〇一)に再建されたが、天文三年(一五三四)吉野山麓の一向宗本善寺(吉野町飯貝)と争った際、三十六を数えた迦藍寺坊(がらんじぼう)と共に焼失してしまいました。

在の本堂は、江戸時代の元禄四年(一六九一)の建立で、その後拡張されて、同十六年現在の規模になりました。高山に建てられた稀有(けう)の遺構であり、また数少ない修験道の遺構としても価値は高く、国指定の重要文化財に指定されました。付近の山頂の経塚から藤原道長の経筒(きょうづつ)などの出土品43点が、大和金峯山山頂出土品として重要文化財になり、前回の解体修理のとき、本堂内の土中より金の仏像二体や多数の出土品が発掘されました。現在も、わが国唯一の女人禁制を守り、また修験道の根本道場にふさわしく、近くに「油こぼし」「鐘掛岩(かねかけいわ)」「西ノ覗」「胎内(たいない)くぐり」などの行場があります。

峰山寺は、毎年五月三日に戸開式、九月二十三日の戸閉式に至る一四三日間、山上本堂の扉を開け、この入峯期間中は参詣者、登山客でにぎわいます。管理は洞川の龍泉寺、吉野の竹林院(ちくりんいん)・桜本坊(さくらもとぼう)・喜蔵院(きぞういん)・東南院(とうなんいん)の計五ヶ寺が護持院になって維持されています。 

アクセス方法

住所
〒638-0431
奈良県吉野郡天川村大峯山頂