奈良県南部にある温泉・キャンプ・釣り・星空が堪能できる村 天川村

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天川村を訪れる

寺社仏閣


母公堂

寺社仏閣

から一千三百有余年前、白鳳年間役行者と云う山岳修験者が、熊野本宮から大峯山脈を南から北の山上ヶ岳に向かい修行をしていました。これを気遣った役行者の母、渡都岐(とつき)白専女(しらとうめ)は、役行者の弟子後鬼の案内で葛城山の麓、茅原から険しい峠や山河を越えて役行者が山籠りして修行している山上ヶ岳に一番近い、洞川の蛇ノ谷まで会いに来ましたが、此の谷を渡ろうとすると、一匹の大蛇が行く手を阻み、どうしても渡ることが出来ません。後鬼と替わるがわる何度試みても駄目でした。

これを弟子の前鬼を通じて知った、孝行心の篤い役行者は、悩みに悩んだ末、このままでは母は私を心配してどんどん危険な山に入ってしまう。蛇ノ谷に庵を建て母に住んでもらい、身の回りのことを後鬼に頼み、私、自身が時々母を訪ねることにすれば、母も安心して暮らしてくれるだろう。

速、洞川の人たちに頼み、母の庵を建ててもらい、母公堂と庵の名を付けました。重ねて母を思う心から、母が後を追わないようにと「女人入山禁止の結界門」を建てました。これが「女人禁制」の始まりであり、一千三百有余年後現在も守り続けられている歴史の重みであります。現在、誤解を招いているような、「男女差別的」解釈でなく、役行者の母を思う優しい心の現れであると、私共後鬼の子孫は思っています。

 

住所
〒638-0431
天川村洞川
電話番号
0747-64-0930
駐車場
有(500円協力金)

龍泉寺

から千三百年の昔、大峯の山々を行場として修行された役行者が、山麓の洞川に憩われたとき、こんこんと湧き出る泉を発見しました。龍の口を名付けて、そのほとりに小堂を建て、八大龍王をお祀りされたと伝えられます。それが龍泉寺の始まりです。それから200年後、龍泉寺の1キロ上流の蟷螂の岩屋に雌雄の大蛇が住みつき、修験者たちに危害を加えました。そのため、一時大峯修行を志す人が絶えて、龍泉寺も荒廃してしまいました。修験道中興の祖、聖宝・理源大師が、真言の秘法によって岩屋の大蛇を退治し、龍泉寺を再興したと伝えられています。

龍の口から湧き出る清水は、役行者以来、今も絶えることなく清冽な流れを境内にたたえ、修験者の清めの水として大峯山中第一の水行場となっています。

泉寺は真言宗醍醐派の大本山として多くの信者を集めておりますが、洞川から登る修験者は、宗派を問わず、龍泉寺に詣で、水行の後、八大龍王尊に道中安全を祈ってから、山上ヶ岳に向かうしきたりとなっています。修験道の根本道場として信者、登山者の必ず訪れる霊場です。境内、竜の口より湧き出る清水をたたえた大峯山中第一の水行場があり、本尊弥勒菩薩、八大龍王、役の行者尊は、全国信者の尊崇を集めています。また、寺内の不動明王尊は、近畿三十六不動尊第三十一番目の札所。毎年10月には八大龍王堂大祭がにぎやかに行われます。

住所
〒638-0431
吉野郡天川村洞川494
電話番号
07476-4-0001
駐車場
あり

栃尾観音堂

戸時代、放浪の僧円空は大峯の地で修行されました。寛文十二年から延宝三年までの間に二度入峯し、山上ケ岳や小篠の宿、笙の窟、鷲の窟など厳しい冬のさなかの越年修行を行っています。この大峯山入峯の時に残された仏像のなかに、栃尾観音堂に安置されている聖観音菩薩立像、大辨財天女立像、金剛童子像、護法神像の四体があります。どの像も円空の作風の特徴をよく表わしており、見るものを惹き付ける穏やかな微笑みをたたえています。小さなほこらに四体もの円空仏が納められていること、また、深い掘りのものは珍しく、特に護法神像のなかでも、彼が初めて彫ったものとして注目されています。

円空の作品が群像として見られるのは近畿以西では天川村だけで、非常に保管状態もよく、評価の高い円空の作品が伝えられているのは珍しく貴重です。

住所
〒638-0542
奈良県吉野郡天川村栃尾
交通アクセス
(1)近鉄下市口駅からバスで
(中庵住行き『栃尾』下車)
栃尾バス停から徒歩で5分
駐車場
有(無料)

永豊寺

寺社仏閣

 

の寺の収蔵庫には、釈迦如来・多聞天・広目天の3体の仏像が安置されています。

言い伝えでは、昔和田に檜の大木があったそうです。ある樵がそのヒノキの大木を切る事になり仕事にかかったのですが、あまりにもその木が太かったのでその日のうちに切る事ができず、翌日切る事にしたそうです。翌日その大木の場所に行ってみると、不思議な事に昨日切った大木の切り口は元に戻っていたそうです。そんな事が7日間も続いたので、樵は考えた末、大木にむかって「無事に切らせていただきましたならば、釈迦如来・多聞天・広目天の3体の仏像を彫り,お堂を建ててお祀りします。」と祈願をかけました。その願いはかない、無事に切る事が出来たといいます。

今でもこの3体の仏像は収蔵庫に祀られており、広目天は雨の仏様、多聞天は風の仏様、といわれております。浄土真宗寺院で本尊の外に木像釈迦如来坐像と二天立像がありこれは天川村の仏像のうち最も古く貴重なものです。(奈良県指定文化財)

住所
〒638-0543
奈良県吉野郡天川村 和田436
電話番号
0747-65-0057
駐車場