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阿弥陀如来立像

種別:彫刻

所有者:光遍寺

所在:沢原

光遍寺は、建保四年(西暦1126年)法然上人の徒弟「念仏坊」により浄土宗の寺院として草創され、皇族と深い縁を持つお寺で、末寺として天川村から大塔村(現、五條市)にかけて24ヶ寺を有していたとの記述が和歌山の寺に残っている。
 ご本尊のこの阿弥陀如来立像は桜材の一木造りで、室町時代の作と考えられる。一般的な阿弥陀如来像が優麗に整えられているのに対し、光遍寺の像はその荒々しい彫が特徴的である。