天川村で暮らそう!〜新しいふるさとの作り方〜 奈良県天川村 定住促進サイト

天川村について

天川村の基本情報

基本データ

天川村ってこんな村

天川村ってこんな村

天川村は、人口約1,270人の山間の村です。引っ越しを考えたときに気になる、気候・産業・伝統行事、村での楽しみなどの情報をご紹介します。
天川村での生活をより身近に感じていただければ幸いです。

気候データ

天川村は標高が民家最高所(洞川エリア)で845m、最低所(西部エリア)で441mのため、平均気温は中央・西部エリアで平地よりも2度程低く、洞川エリアでは4度程低くなります。

夏期には平均22±7℃で快適な生活が送れますが、1~2月には真冬日が続くことがあり、寒さ厳しい環境です。9月には最低気温が10℃を下回るため、暖房器具が必要な日もあります。暖房器具を収納できるのは6月終盤ごろで、夏を感じられる期間は短いです。自然の変化を肌や目で感じられるため、四季を実感しながら生活できます。

年平均降水量は2,000mm程度と多く、梅雨時期から台風シーズン終了までの間に多く降ります。1~3月には各所で凍結がみられ、日によって積雪もあります。水道の凍結防止や自動車のスタッドレスタイヤ装着は欠かせません。

気候データ

令和元年度 気候データ

4 6 7 8 9 10 12 1 2
最高 最低
4月 22.5 -1.1
6月 28.2 10.2
7月 32.1 16.1
8月 33.0 15.1
9月 33.2 8.1
10月 28.9 6.2
12月 15.6 -4.6
1月 10.8 -7.0
2月 14.4 -4.8
観測地点:沢谷地区

仕事情報

天川村は古くから大峯修行の修験者や、日本三大辨財天の筆頭である天河大辨財天社で修行される方のお世話をすることで栄えてきた歴史があり、現在でいう「観光地」でありました。純粋に修行で来られる方は時代の流れと共に少なくなりましたが、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産になっている「大峯奥駈道」、霊場「吉野・大峯」の歴史と文化、また信仰により守られてきた山岳・渓谷・森林・清流などが高い評価を受け毎年約65万人の観光客が訪れることから、観光関連産業が村の基幹産業となりつつあります。

このほか、林業従事者の育成や新たな産業づくりにも力を入れており、実験的に洞川夏いちご栽培やトラフグ養殖を行っています。

マルチワークされる村民の方は、観光・林業・猟(獣・魚)・農業・建設業などを複数組み合わせて働く事が多く、どんな作業でも器用にこなされます。最近ではこれらの仕事にプラスしてデザイン業などをリモートワークされる方もいらっしゃいます。

業種は限られますが、通年雇用する事業所も増えておりハローワークで求人広告を出されています。地元の方に聞いたり、直接店舗などに求人の問い合わせをするのも一つです。

そして最後に、起業を希望される方は、まずは天川村にお越し下さい。都会にあって天川村に無い業種が多くあります。

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地域行事・お祭り

spring

・名水まつり-洞川湧水群が環境省日本名水百選に選ばれたことを記念する、天川村の自然の素晴らしさを体感できるイベントです。

・戸開け式-毎年5月3日に大峯山(山上ヶ岳)山頂にある大峰山寺本堂の扉を開ける儀式で、鍵を振りかざす信者による人馬が本堂前の広場を駆けめぐったあと、扉が開けられます。

・弘法トレイル-若き日に弘法大師が歩いたとされる「弘法大師の道」。吉野山金峯山寺から、もしくは天川村洞川から高野山金剛峯寺までを走り抜けるトレイルランニングレースです。

・アユ・アマゴ(アメノウオ)の解禁-澄んだ清流の中に身を置き、爽やかな風を楽しみながらの渓流釣りは美しい自然を満喫できます。天川村は熊野川の源流にあたるため、アユは香りが良く、アマゴ(アメノウオ)は魚体が美しいという特徴があります。

summer

・水分神社・八坂神社・天河大辨財天社の祭り-7月第1土曜日、第2土曜日、7月16日・17日と中央エリアでは順番に祭りが行われます。それぞれ神輿や盆踊り、天河大辨財天社では護摩と能の奉納などが行われます。

・行者祭-大峯山の開祖である役行者が島流しにされ、のちに晴れて無罪となり戻ったとき、洞川の人たちが熱狂的に出迎えた様子を鬼踊りであらわした祭りです。毎年8月2日3日に行われます。

・ふるさとまつり-西部エリアで、地元出身の方たちがお盆の里帰りの際に集まることを目的に始められた祭りで、出店や花火が楽しめます。これを楽しみに訪れる方が多くいます。

autumn

・戸閉め式-毎年9月23日に大峯山(山上ヶ岳)山頂にある大峰山寺本堂の扉を閉める儀式です。

・えんがわ音楽祭-洞川温泉街の各旅館のえんがわなどを利用して、温泉街の雰囲気と川のせせらぎと音楽を楽しむコンサートです。

・八大龍王大祭-毎年10月の第2日曜日に洞川エリアの大峯山龍泉寺で大般若教の読経や演芸の奉納、護摩、火渡り、餅まきなどが行われます。

・もみじまつり-みたらい渓谷をはじめ、美しく錦秋に染まる村内の風景を模擬店や物産展などとあわせて楽しむイベントです。

冬

winter

・星祭り-洞川エリアの大峯山龍泉寺では、節分祭のことを星祭りと呼んでいます。節分の日に各人のお星様をお祀りし、護摩焚きを本堂内で行います。1年間の除厄、家内安全、心願成就や身体健康を祈念します

・節分祭-中央エリアの天河大辨財天社では節分の宵の晩(2月2日)に、「鬼の宿」として鬼(神)を迎える神事が行われます。鬼は古来から神として崇められていて、2月3日の神事や儀礼においても「鬼は内、福は内」と唱えながら福豆を撒きます。

・ウインターストーリー-心癒やされ、冬を楽しむライトアップなどの催しが行われます。

天川村の遊び

登山

登山

山上ヶ岳・稲村ヶ岳・弥山・八経ヶ岳などの大峯山脈の山々は、古くより修験道の地として知られ、各地から登山者や修行者が訪れます。世界遺産の一部を構成しており、春は色とりどりの花、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と自然を満喫できます。
本格的な登山から、手軽に楽しめるコースまで、山を存分に味わうことが出来ます。

ハイキング

ハイキング

住居地からすぐ近くにみたらい遊歩道や洞川自然研究路といった散策路が整備されており、思い立ったら気軽にリフレッシュしたり景色を楽しんだり、自然と触れ合うことができます。エメラルドグリーンに澄んだ水の流れや滝など、その時々の景色は毎日見ても見飽きることがありません。

釣り

釣り

大峯山脈から流れ出す清流の音や鳥の声、爽やかな風を感じながらの渓流釣りが楽しめます。アマゴ(アメノウオ)・アユが放流され、冬場はニジマス釣りが楽しめます。禁漁区を除いて、住居付近の川で透き通った流れと風景を楽しみながら釣りが出来るのは天川村ならでは。釣り好きの村民の方は漁券を購入して毎日釣り竿をもって出かけます。

星空

星空

村内どこでも満天の星空が楽しめるビュースポットです。ですが、天候によって満天の星が見られる日は限られています。そんな貴重な星空が見られるのも、毎日夜空を見上げるからこそ。たまたま空を見上げた時に広がる星空は、日常の思わぬご褒美です。

雪遊び

雪遊び

積雪量は年によって異なりますが、多い年では30㎝~60㎝程度積もります。家の周辺で雪遊びをする子どもたちの姿が見られ、白く染まった村の風景は冬ならではの美しさです。スノーパーク洞川がオープンすれば、そり遊びやスキー・スノーボードも楽しめます。

食・産品の紹介

食・産品の紹介

天川村には自然の恵みいっぱいの食と産品、昔ながらの味があります。澄んだ空気と清らかな水によって育まれた自然と文化を感じられるものばかりです。ふるさと納税の返礼品になっていますので、その一覧をご覧下さい。