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墨書六字名号(実如上人)
種別:書跡
所有者:光遍寺
所在:沢原
墨書六字名号は、茶褐色の料紙に「南無阿弥陀仏」の六字名号を草書体で墨書しており、縦89.6㎝横36.1㎝の絹本著色によって描かれたものである。筆の腹や穂先を使って抑揚のある線で名号を書きあげる筆癖は、本願寺第九代実如上人の書き方の特徴と共通することから実如上人筆と考えられる。
製作年代は室町時代、15世紀末から16世紀初めの作だと言われている。