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[人] 守り・守ってきた住民むらづくり事業
このページでは、このたび施行された天川村山癒(やまゆ)の里寄附金条例の寄附金で行われる事業のうち、[人]守り・守ってきた住民むらづくり事業についてご説明します。
天川村の黎明は大峯開山以前までさかのぼり、以来、1300年を越える歴史の中で、村人達は卓越した自然環境と独自の文化を受け継ぎ、そして次世代に伝える事で村を存続してきました。
しかし、林業の衰退と共に村民の都市流出が起こり極度の少子高齢化社会を迎えました。そのため、天川村では平成12年度に「ほほえみポート天川」を開設し、地域住民に密着した保健・医療・福祉サービスを充実させてきました。
住み慣れた自然環境豊かな天川村で、安心でゆとりを持った暮らしをしたいという事は村民誰もの願いでもあります。しかし、生活利便や就労面において不利な状況であると言わざるを得ない状況にあります。生活環境の向上と就労の確保、そして定住人口の増加は天川村を将来に向けて存続して行くための必須項目であるといえます。このため、将来世代の負担の増大を抑制するよう、生涯にわたる健康づくりに取り組み、すこやかに子どもが誕生し育つ環境づくりや、高齢者や障害者等が生きがいをもって社会参加できる健康福祉の村づくりを進めます。
多様なサービスのニーズが増大する中で、相互扶助活動やボランティア活動の拡大に取り組みます。また、観光交流の促進と特産品開発を支援する他、基幹産業であった林業の復活をはじめとして、村の自然環境や遊休施設等を活用した新たな産業の起業など、就労対策を強化して定住人口の確保に努めて参ります。
[人]守り・守ってきた住民むらづくり事業では、以下の事業を推進していきます。
- 細やかな保健・医療・福祉サービスを維持、向上の推進
- 皆が社会参加できる健康福祉の村づくりの実践
- 相互扶助の強化とボランティア活動の支援
- 「林業」から「森林業」への転換を図り産業の強化を促進
- 観光交流の促進と特産品開発の支援
- 廃校舎等を活用して企業誘致や起業を促進し雇用の確保を図る
- 空家を有効活用して転入者の確保を図る