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消防団と山岳救助隊
天川村消防団の概要
天川村は、近畿の最高峰である八経ヶ岳を有する大峯山系の山麓に位置し、その面積は175平方キロメートルと広大です。集落は、主として、熊野川の源流部にあたる天の川沿いに東西広範囲にわたり形成されています。天川村消防団は、ここに住む住民の生命・財産と、そしてこの広大な自然を災害から守るため、団長・副団長以下団員135名(条例定数)、3つの分団で構成されています。火災時の消火活動をはじめ、火災予防活動、台風などの警戒活動などの防災活動に対し積極的に取り組んでいます。
分団の構成
担当区域 | 団員数 | |
---|---|---|
団長 | ── | 1名 |
副団長 | ── | 3名 |
第1分団 | 洞川地区 | 55名 |
第2分団 | 中央地区 | 45名 |
第3分団 | 西部地区 | 31名 |
※ 天川村消防団組織規程による(令和元年5月1日現在)
年間行事
消防団では、分団ごとに、近年の災害の多様化にあわせ様々な状況を想定した訓練を実施しています。また、毎年1回林野火災消火訓練を奈良県広域消防組合と合同で実施するほか、11月には村内一斉放水訓練を実施しています。年間の主な行事は次のとおりです。
天川村消防団年間行事
第1日曜日 | 消防団出初式 |
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第3日曜日 | 奈良県消防協会吉野支部連合出初式 |
3月1日〜7日 | 春の火災予防週間 |
9月上旬 | 林野火災合同消火訓練 |
11月上旬 | 防火パレード |
消防設備一斉点検 | |
11月9日〜15日 | 秋の火災予防週間 |
12月28日〜29日 | 年末警戒 |
※ 放水訓練、礼式訓練、救命救急講習などは各分団で随時実施しています
消防設備等
消防水利及び消防車輌の整備状況については次のとおりです。山間地域特有の道路状況を踏まえ、消防車輌は機動性を重視し、軽車輌を多く導入しています。
消防水利
水利名 | 基数 | 備考 |
---|---|---|
消火栓 | 215 | ── |
防火水槽 | 76 | ── |
消防道(河川) | 22 | ── |
その他自然水利 | 8 | 溜め池、プール等 |
消防事故(消防団)
分団 | 普通消防自動車 | 軽消防車 |
---|---|---|
第1分団 | 2 | 6 |
第2分団 | 1 | 6 |
第3分団 | 0 | 6 |
山岳救助隊
天川村には、近畿最高峰の八経ヶ岳をはじめ弥山、山上ヶ岳、稲村ヶ岳など、登山者に愛される山がたくさんあります。しかしながら、いずれも難易度の高い山であり、遭難事故も年に数回発生しています。そこで、天川村消防団では、第1分団と第2分団に山岳救助隊を結成し、吉野警察署からの依頼に基づき、山岳遭難者の捜索活動に協力しています。また、年4回の訓練を分団ごとに実施しています。
山岳救助隊の団員数
第1分団 | 15名 |
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第2分団 本部付 |
6名 |
※ 全隊員、消防団員です
山岳救助隊と出動実績
※ 延べ日数、訓練は含まない