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[文化]社会的・文化的景観の保全事業
このページでは、このたび施行された天川村山癒(やまゆ)の里寄附金条例の寄附金で行われる事業のうち、[文化]社会的・文化的景観の保全事業についてご説明します。
天川村は紀伊半島の脊梁部をなす山岳地帯であり、近畿最高峰である八経ヶ岳をはじめとして標高2000mに近い峰々が連なる大峯山脈は、吉野熊野国立公園に指定され、豊かな原生の森林に発し、深く、そして清らかな流れの数々の滝や渓谷により、神秘性を秘めた自然環境を呈しています。修験道の創生以来この大峯の地は、修験者達の修行と祈りの地であることから、平成17年度には「大峯奥駈道」が世界遺産に登録されました。今日の天川村に継承されてきた地域性や地域らしさは、その大峯奥駈道を含めた歴史の道と、そこに密接に関わってきた先人の賜であり、地域に暮らす人々や地域外から訪れる人々にとって、精神的な豊かさを享受できる貴重な資源となっています。
このような貴重な財産・資源である道等の文化遺産を、今後の地域の発展に適切に活かしていくことは、個性豊かな地域づくりや、地域の人々と地域を訪れる人々との活発な相互交流へとつながるものと考えられます。
このことから、歴史環境と自然環境の調和した地域に合った計画を行いながら、幅広い活用と活用促進できるための整備を行います。
[文化]社会的・文化的景観の保全事業では、以下の事業を推進していきます。