奈良県南部にある温泉・キャンプ・釣り・星空が堪能できる村 天川村

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阿弥陀如来絵像(室町)

種別:絵画

所有者:光遍寺

所在:沢原

阿弥陀如来絵像は、四十八条の光明を背に立つ阿弥陀如来絵像であり、足の部分より下は決失してしまっている。像身や衣は金泥を塗り、その上から截金で衣紋などの文様を描いており、表具裏には裏書が貼付されているが、文字は全く判読できない。
 像全体とのバランスや描き方から判断して、本願寺第九代実如上人によって授与されたものと考えられ、当時の開基仏であろうと言われている。製作年代は室町時代15世紀末から16世紀初めの作だと言われている。