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天川村公式サイト役所ページ > お知らせ > 【募集終了】地域おこし協力隊【共有林管理・利用促進業務担当】募集!!

更新日: 2022.10.21

【募集終了】地域おこし協力隊【共有林管理・利用促進業務担当】募集!!

【募集終了】地域おこし協力隊【共有林管理・利用促進業務担当】募集!!

 

◇概要

 私たち洞川財産区は、洞川地区内の山林管理を中心として共有財産の管理や活用を行ってきましたが、高齢化や木材価格低迷に伴う林業離れが進んだことにより木を切った後の再植林が出来ない森林が増え、名水百選洞川湧水群の一つ“ごろごろ水”の採水場整備や鍾乳洞2箇所へのモノレールの設置など、山林の管理と併せて観光利用できる共有財産の有効活用を行い、自然と歴史を大切に守りながら地域活性化の一助として取り組んでいます。

 しかし今後は原点に帰って森林保全へ事業転換していく岐路となり、今回の地域おこし協力隊の募集は、維持管理が困難となった山林の調査や山林台帳等の整備を中心に行いながら、今後の林業振興をはじめ、地域活性化に向けた支援活動を一緒に取り組んでくれる方を募集します。

 地域振興の一つとして近年は環境保護の観点から、一般社団法人モアツリーズとの協定に賛同された世界的企業と共に当地区の森林保全に取り組む活動が増えつつあります。スギ・ヒノキの森を、洞川地区の特産品「陀羅尼助」の材料となるキハダを中心とした広葉樹林の森に生まれ変わらせる「キハダの森プロジェクト」など、多様性のある森づくりを行いながら都市と森をつなぐ、SDGsに関わる人材育成を目標とします。

 

洞川財産区とは?

 拠点として活動を行う洞川財産区は、天川村洞川地区において財産の保護、管理(森林・施設など)、開発(地域活性化)、処分等を行う特別地方公共団体です。

 洞川地区の山林は、ほぼ全域にわたり洞川財産区が土地を所有し、立木については入札で所有者を決め、伐採後の土地は財産区に返還される契約となっています。

1.募集人員 

地域おこし協力隊 2名

2.業務内容 

隊員の方には、天川村及び洞川財産区と連携しながら共有林の管理及び森林の新たな利活用をはじめ、地域活性化に向けた支援活動をおこなっていただきます。詳しくは以下のとおりです。

 

【共有林管理・利用促進業務担当】

洞川財産区林業検討政策委員会における

・共有林土地管理業務

地上権者管理、所有地境界確認、境界確認に伴う測量作業

・所有地森林施業応援

立木伐採、搬出、下刈等

・森林の新たな利活用

 「一般社団法人モア・トゥリーズ」との地域連携協定の趣旨に賛同された世界的企業と共に、地域間競争が厳しいスギ・ヒノキ材の生産だけでなく、世界遺産を背景にもつ観光地らしい四季の移ろいが感じられる地域性豊な広葉樹や、天川村が誇る名産品「陀羅尼助丸」の原料となるキハダの植林等を行い森林の新たな利活用を行う事で都市との交流を促進。

 

3.募集対象条件

(1)居住条件(現在お住まいの住所地)

3大都市圏内の都市地域(※1)又は地方都市(条件不利地域(※2)は除く)にお住まいで、活動期間中、天川村洞川地区に住民票を異動し、居住できる方

(2)地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方

(3)年齢 令和4年4月1日現在で、概ね20歳以上、40歳以下の方

(4)性別 不問

(5)普通自動車運転免許を取得しており、実際に運転ができる方(AT限定不 

   可)

(6)心身ともに健康で肉体労働に耐えられ、また、派遣先となる洞川財産区(特別地方公共団体)職員と共に協力して共有林の管理及び森林の新たな利活用の活動に取り組むことができる方

(7)任期終了後、洞川財産区の林業検討政策委員会の一員として天川村洞川地区での定住に意欲のある方

(8)天川村及び洞川財産区が求める役割に対し、積極的に取り組む意欲のある方

(9)林業の経験者もしくは、林業に係る各種資格保有者を優先的に選考しま

   すが、未経験の方でも意欲のある方については研修を行い、天川村及び洞川財産区が業務上必要とする資格については、資格取得に向けて支援致します。

 (10) 地域活動への参加及び参画を積極的に行うことができる方

 

※1 3大都市圏地域とは
埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県及び奈良県の区域の全部

※2 条件不利地域とは
次の①~⑦のいずれかの対象地域・指定地域を有する市町村をいう。
①過疎地域自立促進特別措置法(みなし過疎、一部過疎を含む)②山村振興法③離島振興法④半島振興法⑤奄美群島振興開発特別措置法⑥小笠原諸島振興開発特別措置法⑦沖縄振興特別措置法

 

※総務省地域おこし協力隊の地域要件を満たす方

詳しくは総務省ホームページ参照(外部サイトへリンク)

 

天川村地域おこし協力隊募集要項

 

4.応募手続き等

 

■応募用紙を天川村役場地域政策課に持参又は郵送してください。

(午前8時15分~午後5時まで受付。土・日・祝日を除く)

天川村地域おこし協力隊応募用紙

■募集期間

令和4年10月21日(金)から 令和5年1月31日(火) まで(必着)

■提出場所

 天川村役場まで直接ご持参いただくか、次に指定する宛先まで郵送して下さい。

 【郵送時の宛先】

  〒638-0392 奈良県吉野郡天川村大字沢谷60番地 天川村役場

          地域おこし協力隊担当

 ※提出いただいた書類は返却できません。

5.選考方法

申し込みのあった方から随時、書類審査を行い、書類審査に合格された方に「お試し地域おこし協力隊事業」を行った上で個人面接を行います。

※ 天川村では、応募書類審査後に応募者と受入地域等とのミスマッチを防ぐため「お試し地域おこし協力隊事業(2泊3日)」を受けて頂くことを面接までに実施しております。日程等の詳細につきましては、応募者に追って連絡致します。

※ 応募にかかる経費(申請書類・面接)は、原則として応募者の負担となります。

※ お試し地域おこし協力隊事業に係る旅費(自宅から天川村までの交通費)は応募者負担になります。

※ 採用が決まり次第募集を終了します。

6.勤務条件等

■委嘱期間

委嘱の日から当該年度末とします。活動に取り組む姿勢及び事業成果等を評価し、委嘱の更新の可否を判断、最長で3年まで更新できるものとします。ただし、協力隊員としてふさわしくないと判断した場合等は、任用期間中であっても委嘱を取り消します。

■報酬等

賃金及び社会保険等の条件は次のとおりです。

(1)基本賃金(日額) 8,408円 ※期末手当の支給有

(2)社会保険等 厚生年金、健康保険、雇用保険

(3)住居は、天川村地域おこし協力隊員用住宅(天川村洞川地区で確保した住宅)に入居いただきます。住居借上料は村が負担します。(生活用品や光熱水費、自治会費等は自己負担となります。)

(4)業務に必要な物品については、予算の範囲内において、村の負担で用意することは出来ますが、事前協議が必要です。

 

■勤務日数・勤務時間・勤務日・休日

(1)勤務日数及び勤務時間

標準の勤務日数は1ケ月あたり21日、勤務時間は1日あたり7時間を基本とします。なお勤務場所が山林内になるので、洞川財産区から現場までの距離により出勤時刻・退勤時刻が変わります。

(2)勤務日

月~金曜日の週5日勤務とします。

勤務日以外で、洞川財産区から出勤要請があった場合は、休日勤務として出勤していただきます。

(3)休日

勤務を要しない日(休日)は、基本的に土曜日・日曜日・祝日及び年末年始(12月29日~1月3日までの6日間)としますが、業務内容により異なる場合があります。休日勤務等は基本的に割増賃金で対応致しますが、本人からの申出により振替休日対応も可能とします。

7.問い合わせ先

  〒638-0392 奈良県吉野郡天川村沢谷60 天川村役場 地域政策課 宛

   TEL 0747-63-0321

   FAX 0747-63-0329   

Email:chiikiseisaku@vill.tenkawa.lg.jp